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プラスチック 特徴 / 用途

ベスペル®

耐熱性、耐摩耗性、絶縁性、耐薬品性

耐熱性および電気的・熱的絶縁特性が優れているため、多くの工業分野において使用されています。加えて、優れた耐プラズマ性とアウトガス特性を持つことから、半導体、液晶など、真空環境の周辺部品としても広く活用されています。

  • 特徴

    耐熱性:連続使用温度300℃、断続480℃、極低温(1K以下)においても使用可能です。
    耐摩耗性:無潤滑下でのPV限界値は一般のエンジニアリングプラスチックの10倍以上。たたきや揺動でも良好な耐性を持っています。
    クリープ:高温でも軟化せず、高荷重を支えます。260℃、18.2MPaでの変形は、1,000時間でわずか0.6%。
    電気絶縁:絶縁耐力22KV/mm
    耐薬品性:有機溶剤、グリース、オイルなどに耐性があります。

  • 用途

    電気・電子部品、自動車部品、機械部品、半導体・液晶製造&検査装置部品

  • 樹脂情報

    ベスペル®SPは、デュポン社が開発した全芳香族ポリイミド樹脂の粉末を高度な技術を用いて成形した部品・素材の総称です。
    ベスペル®SCP-5000シリーズは、ベスペル®SPよりも広い温度領域において強度、熱的安定性、寸法安定性、耐薬品性、安定した誘電性を必要とするような高い要求の用途に向けて開発された高機能素材です。
    ベスペル®は、デュポン株式会社の登録商標です。

  • 加工方法

    切削

コンタクト